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精密全濃度及び灰分濃度計(リテンション測定器):RET55X3
精密全濃度及び灰分濃度計(リテンション測定器):RET55X3

RET-5503 Peak Ashは、2種類の光源を搭載しています。BTGの特許光学技術「ピーク法」に基づき、1つ目の光源でパルプ懸濁液の全濃度や微粒子濃度を測定し、2つ目の光源(レーザ)で、試料内の灰分および填料の含有量を測定します(図1)。ピーク法は、パルプ懸濁液に大きい粒子と小さい粒子の両方が含まれているという事実に基づいています。一般に、大きな粒子の典型的なものは繊維で、小さい粒子は填料や微細繊維です。大きな粒子は、比較的透明度の高い繊維に網状組織から構成され、その間を微細粒子が自由に動き回っています。
懸濁液中を直進する幅の狭い光線は、大きな粒子、小さな粒子の両方の影響を受けます。しかし、光源の手前に微細粒子しか存在しない場合は光の透過率が高くなり、そこからピーク値が検出されます。第2光源として使用されるレーザビームは、上記と同様の技術で、灰分や填料含有率を直接測定します。レーザビームでは、最大5 μmの粒径を測定可能で、一般的な填料(灰分)のサイズをカバーしています。精密灰分濃度計としても使用できます。
2種類の検出信号から、複数の信号(平均値VDC 、ピーク値VP およびAC成分VAC)が算出されます。
図2は、典型的な検出信号の単位時間での変化を示しています。全濃度は算出値VPとVDCの加算によって得られ、填料濃度は主にピーク値VPから算出します。

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図1 RET-55X3の測定原理

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図2 BTGピーク法詳細と検出信号のタイムチャート

測定範囲 全濃度:0.01〜2.00%
    灰分濃度:0.01〜0.70%
(填料含有量と繊維の種類による)
再現性 ± 0.002% Cs

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図3 高精度灰分測定の結果例(手分析と相関)