本器は、パソコンを使用して、紙の片面接液式の動的濡れ伸び(濡れ膨張)を測定できる。
通常、濡れ伸び現象を発生させる印刷、糊付け、含浸のような紙の加工工程の大部分は、紙の片面が液体に接触するということに特徴づけられる。
従来のFenchelテスターのように、不均一性の紙の両面を同時に液に接触される場合では、2つの完全に異なる液浸透と紙の濡れ伸び現象が重なり合う為、実際の紙加工工程との互換性は非常に低くなってしまう。
WSDは、湿し水、接着液、インクジェットプリタ用インキ液、顔料塗工液などの液と接触する新聞紙、ラベル紙、インクジェット印刷用紙、オフセット印刷用紙などに応用できる。さらに、含浸レジン、あるいはグラビアインキと接触する化粧紙にも応用できる。
主な特徴を以下に示す。
- 紙の表裏の経時的な濡れ膨張特性を測定できる
(引張り荷重:1N〜5N/60mm試験片、オプションでMax.10 N/60mm)
- 測定センサー:分解能 0.013%(約8μm)・測定精度 ±2.5%以下
- パソコンによるデータ解析が可能(Excelデータに変換可能)
- 試料サイズ:60mm×60mm(接液部分)
- 最小伸び:約8ミクロン(精度±2.5%以下)
- サンプリング周波数:60Hz
- 気温、湿度及びサンプル紙の水分量の測定機能が加わりました。
- その他、サンプル紙の取り付けクランプがより改善され、サンプルの取り付けが 非常に簡単になりました。
|