コヒレント・ジャパン > プレスリリース OPSL全固体 小型 CWグリーンレーザ

OPSL全固体 小型 CWグリーンレーザをリリース

全固体連続発振UVレーザ

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2010年1月26日OPSL全固体小型CWレーザSapphireTM シリーズにグリーンモデルSapphire 532 (波長:532 nm、出力:200/300 mW、連続発振)及び、Sapphire 514 (波長:514 nm、出力:20/ 50/ 75/100 mW、連続発振)を新たに加えた。

他のSapphireシリーズ同様、532 nm、514 nmモデルも、超低ノイズ(0.25 % rms)や優れたビーム質(TEM00)及び低消費電力(<60W)を小型パッケージ(L)125 x (W)70 x (H)34 mmで実現する。加えて、すでに製品化されているSapphireシリーズのブルー及びイエロー発振(波長:460、488、561、568 nm)モデルと同寸法のため、既存の装置への追加搭載が容易に行える。

532 nmモデルについては、これまで結晶を用いたレーザが主流であった。Sapphireシリーズに採用されている光励起半導体レーザ(OPSL)技術は高効率であるため、小型設計、低い放熱量などの特長を持ち、同出力で比較した場合、コストを低減することができる。一方、514 nmモデルの波長は、かつて多数のアプリケーションに採用されていたアルゴンイオンレーザの発振波長に一致させている。また、ビーム径が標準的な空冷イオンレーザと一致しているため、置き換えも容易である。

Sapphire 532及び514は、DNAシークエンサー、フローサイトメトリー、コンフォーカル顕微鏡、高スループットドラッグディスカバリー等、グリーンレーザが適応する蛍光励起を目的としたバイオ応用をはじめとし、印刷、非破壊検査、各種計測等の用途に適している。これらのグリーンモデルは、小型で数百mWまでの出力をリーズナブルな価格で提供できるため、装置におけるスループットの向上が効率的に図れる。

主な仕様
  • 532 nmモデル (波長: 532 nm、出力: 200/300 mW)
  • 514 nm モデル (波長: 514 nm、出力: 20/50/75/100 mW)
  • 光ノイズ(20 Hz〜2 MHz):<0.25 % rms
  • 空間モード:TEM00 (M2<1.1)
  • レーザヘッドサイズ:(L)125 x (W)70 x (H)34 mm
アプリケーション
  • バイオ応用
  • 印刷
  • 非破壊検査
  • 各種計測用途
特長
  • 低ノイズ
  • 優れたビーム質
  • 低消費電力(<60W)
  • コンパクト設計

お客様からのお問い合わせ先
コヒレント・ジャパン株式会社 営業部
TEL:03-5365-7100
E-mail: sales.tokyo@coherent.com

プレス・報道関係者からのお問い合わせ先
コヒレント・ジャパン株式会社 マーケティングコミュニケーション部
TEL 03-5365-7122
E-mail: marcom.tokyo@coherent.com

記載内容はリリース時点のものでその後変更されている可能性があります。
掲載日2010年1月27日