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OPSL高出力可視レーザ エンドユーザーモデルをリリース

Genesis MXシリーズ

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2010年5月18日OPSL(光励起半導体レーザ)技術を採用した、全固体CWレーザGenesisTMシリーズにエンドユーザー向けの機能を搭載したCDRH対応モデルMXシリーズを追加ラインナップした。

コヒレント社独自のOPSL技術を用いたGenesisシリーズは、すでに広帯域(355 nm〜639 nm)の波長レンジで製品化されている。新しいGenesis MXシリーズでは、まず波長532 nm(最大出力:8W)と577 nm(最大出力:5W)のモデルを先行リリースするが、他の波長モデルも近く製品化する予定で、用途に応じ、TEM00モードとマルチモード発振タイプから選択できる。

今までのGenesisシリーズは、装置組込みを目的としたOEMパッケージのみ供給が可能であったが、新モデルMXシリーズは、フロントパネルインターフェース、シャッター、外部インターロック制御などをすべて備えた電源とレーザーヘッドで構成されている。また空冷と水冷のヒートシンクから構成を選択可能で、他のGenesisシリーズ同様、1年あるいは5000時間動作を基本保証としている。

Genesis MXシリーズの主なアプリケーションは、フローサイトメトリー、DNAシークエンサー、コンフォーカル顕微鏡などのバイオ・メディカル応用である。Genesis MXから得られる高い出力は、これらすべての蛍光を用いた応用において、多重励起で高スループットを同時に実現する。さらに、幅広い物理学や化学の研究用途にも有用である。

主な仕様
  • 波長: 532 nm (最大出力:8W) / 577 nm (最大出力:5W)
アプリケーション
  • フローサイトメトリー
  • DNAシークエンサー
  • コンフォーカル顕微鏡
特長
  • CDRH対応モデル
  • TEM00モードとマルチモード発振タイプ 選択可
  • 基本保証:1年あるいは5000時間動作のいずれか早い方

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