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コントローラ内蔵 超小型ヘッド CWレーザ(紫外/可視/近赤外)をリリース

OBIS

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2011年1月26日コントローラをヘッドに内蔵し、さらなる超小型設計を実現したCWレーザOBISTMシリーズ(波長:375 / 405 / 445 / 488 / 640 / 660 / 785 nm、出力:〜100 mW)をリリースした。

新製品OBISシリーズは、ダイレクトダイオード技術と光励起半導体レーザ(OPSL)技術をベースにし、最先端の超小型部品を採用した。従来のレーザは、ヘッド、コントローラ、ケーブルで構成されていたが、OBISは制御機能を全てヘッドに内蔵し、超小型サイズを実現した。今回は、紫外〜近赤外までの7波長モデルを最大100 mWまでの出力レベルでリリースしたが、OPSL固有の特長である波長選択性により、マーケットニーズに応じ、新しい波長モデルの製品化も予定している。なお、リリースした7波長モデルは全てTEM00モードの円形ビームを発振する。

OBISシリーズは、この出力クラスで最もコンパクトなヘッドサイズ(70 mm x 40 mm x 38 mm)に全て統一されている。どの波長モデルも同パッケージ、同機能のため、エンドユーザーは短時間で波長の切り替えができ、また既存の装置にて、新しい波長モデルに交換する際も、装置設計を変更する必要がないので、低コストにて交換が行える。

OBISの応用は、バイオメディカルや計測・検査など多岐に渡る。具体的には、フローサイトメトリーや、コンフォーカル顕微鏡、ドラッグディスカバリー用アレイリーダーなどである。今後、OPSLで実現可能な波長モデルを加えて、ターゲット蛍光を最適に励起することが可能になる。

主な仕様
  • 波長: 375 nm / 405 nm / 445 nm / 488 nm / 640 nm / 660 nm / 785 nm
  • 出力: 〜100 mW (CW発振)
  • 空間モード: TEM00
  • サイズ: 70 x 40 x 38 mm
アプリケーション
  • フローサイトメトリー
  • コンフォーカル顕微鏡
  • ドラッグディスカバリー
  • 計測・検査
特長
  • 超小型(制御機能をヘッドに内蔵)
  • 優れたビーム質
  • 高速デジタル/アナログ変調機能あり

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掲載日2011年1月31日