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最大6台のOBISレーザを個別制御するネット対応コントローラをリリース

OBIS

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2013年2月4日プラグ・アンド・プレイを実現するスマートミニレーザOBISシリーズのオプションとして、新たにOBISサイエンティフィック・リモートをラインアップに加えた。OBISサイエンティフィック・リモートは、CDRH対応で、スタンドアローンにて、最大6台のOBISレーザの出力表示やGUIタッチスクリーンでの個別制御を可能にする。さらにOBISサイエンティフィック・リモートは、固有のIPアドレスとEthernetポートを標準装備しているため、ネットワークへ接続されたPCを介して、どこからでも双方的にリモート制御することができる。

スマートミニレーザOBISシリーズは、OEMのアプリケーションにおいて、375 nm 〜 785 nmの広範囲にわたり豊富な波長モデルを提供しながら、柔軟性に富んだプラグ・アンド・プレイ動作を実現する。また、12ボルトの電源供給だけで、USBケーブルで接続されたPCを介して、変調機能を含めた全ての機能の動作、制御及び診断を実現する。 コヒレント社はCDRH対応を実現するOBISシリーズ用オプションとして、従来、単一/複数レーザの制御が可能なキースイッチ付小型コントローラを提供してきた。今回ラインアップに加わったOBISサイエンティフィック・リモートは、重要な3つ目の選択肢となるオプションで、各々のレーザに個別の電源やPCを必要とせず、最大6台のレーザを個別に制御することができる。

OBISサイエンティフィック・リモートは、タッチスクリーンによる簡易操作が可能で、同時にRS-232、USBやEthernet制御ができる、最も多目的にインターフェースが利用できるデバイスのひとつだ。6つのレーザの変調入力がそれぞれでき、かつ内蔵電源を兼ね備えた当デバイスは、機能豊富な小型ソリューションと言える。

OBISレーザの応用エリアは、ライフサイエンスをはじめ、計測、検査など多岐に渡る。例えば、フローサイトメトリーやコンフォーカル顕微鏡、ドラッグディスカバリー用アレイリーダーなど、蛍光を使用した応用に適している。なおOBISシリーズは幅広い波長モデルを用意しており、ターゲットの蛍光を励起する最適な波長モデルを選択できる。また、検査やマシンビジョンの応用においては、コントラスト等のパラメーターを最大にする波長モデルを選択できる。

特長
  • 最大6台のOBISレーザを個別にリモート制御
  • タッチスクリーン、内蔵スピーカー
  • アナログ/デジタル変調入力にて各レーザを制御
  • USB、RS-232、Ethernetポートを標準装備
  • SDRケーブルを介して各レーザへ接続
  • 内蔵電源が本体と各レーザへの電源を供給
  • CDRH対応、インターロック付

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掲載日2013年2月5日