コヒレント・ジャパン >超短パルス <10フェムト秒を実現するハンズフリーレーザ(出力550 mW)をリリース

超短パルス <10フェムト秒を実現するハンズフリーレーザ(出力550 mW)をリリース

Vitara

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2013年5月13日ワンボックス型超短パルスレーザ発振器Vitaraシリーズにパルス幅10 fs以下をハンズフリーで実現する新モデルVitara UBBをラインアップした。またオプションでパルス幅8 fs以下のモデルも対応可能である。

Vitara UBB(Ultra Broad Band)は、超広帯域発振(>200 nm)により、トランスフォームリミットの超短パルス幅を達成している。サブ10 fsの超短パルスレーザでありながら、調整が容易で安定性に優れた高信頼性レーザという、相反する二つの特長を併せ持つVitara UBBは最先端光技術の理想的な光源と言える。テラヘルツ波発生、光CT、ポンププローブ分光、多重化CARS分光、非線形顕微イメージング、短パルス再生増幅器用シード光源などの各種先端研究用途に最適である。

Vitara UBBには、励起光源として既に実績豊富で堅牢な光学デザインのVerdi Gグリーンレーザが内蔵されており、さらには、コヒレント社独自の促進ストレス性能試験(HASS=Highly Accelerated Stress Screening)を、製造最終工程において出荷全数に対して実施することで、Vitara UBBは産業用レーザに匹敵する高信頼性と、最先端研究に対応できる高性能を兼備した設計となっている。

また、電子制御で自動調整可能なバンド幅制御、アクティブ式励起ビーム制御"PowerTrack"といった簡易操作を可能にする補助機能が加わっていることで、Vitara UBBは一般的な実験室環境においても際立った安定性が得られ、研究者の研究効率を最大限に高めることに貢献する。

アプリケーション

  • テラヘルツ波発生
  • 光CT
  • ポンププローブ分光
  • 多重化CARS分光
  • 非線形顕微イメージング
  • 短パルス再生増幅器用シード光源

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掲載日2013年5月14日