コヒレント・ジャパン >パルスシェープ測定を可能にする 高速レーザパワーメータ LabMax-Proをリリース

パルスシェープ測定を可能にする 高速レーザパワーメータ LabMax-Proをリリース

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2014年2月5日同日製品発表した超高速パワーセンサーPowerMax-Pro(特許申請中)用のレーザパワーメータLabMax-Pro SSIMをリリースした。

LabMax-Pro SSIMは、LabMaxシリーズの次世代モデルで、繰返し20 kHzまで連続してサンプリングができ、またサンプリングレート156 kHz時、350 msの連続データを取得できる"スナップショットモード"もサポートする。この機能により、RF励起CO2レーザやロングパルスのメディカル用レーザなど、10 μs以上のパルス幅のパルスシェープの解析が可能となった。これは新センサーPowerMax-Proと本メータでしか成し得ない。

本モデルはUSBとRS-232を標準のインターフェースとして持ち、レーザチューニングやパルスシェープを含む測定結果をLabMax-Pro PCで表示し、制御できる。さらに専用ソフトにより、ライブ統計、ヒストグラム表示、データのロギングなど幅広い解析が可能で、これらのパラメータを一度に画面表示できる。加えて、ホストコマンドはUSBまたはRS-232を介して送られるため、特に組込み用途に適している。またLabMax-Proは、タブレットPCやスマートフォンなどWindows 8がインストールされているデバイスでも利用できる。

LabMax-Pro SSIMは、コヒレントのPowerMax-Pro(超高速センサー)とPMシリーズ(サーマルセンサー)と互換性がある。どちらのセンサーも校正データはEEPROMから直接読み取ることができ、ユーザーは波長を入力するだけで、波長の校正データを利用できる。なおLabMax-Pro SSIMは外部トリガやアナログ出力ポートも備えている。

特長

  • 超高速パワーセンサー「PowerMax-Pro」用のレーザパワーメータ
  • PMシリーズ(サーマルセンサー)と互換性あり
  • PowerMax-Proとの組み合わせにより、10 μs以上のパルス幅のパルスシェープ解析が可能

お客様からのお問い合わせ先
コヒレント・ジャパン株式会社 営業部
TEL:03-5365-7100
E-mail: sales.tokyo@coherent.com

プレス・報道関係者からのお問い合わせ先
コヒレント・ジャパン株式会社 マーケティングコミュニケーション部
TEL 03-5365-7122
E-mail: marcom.tokyo@coherent.com

記載内容はリリース時点のものでその後変更されている可能性があります。
掲載日2014年2月7日