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レーザ加工システムの構築がしやすいCO2レーザの新モデルJシリーズをリリース

DIAMOND

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2014年3月18日に、短時間で容易に装置組込みが可能な、小型でガス封じ切り設計のCO2レーザの新シリーズDIAMOND Jシリーズをリリースした。Jシリーズは、共通の外観寸法、ビーム特性、光学系、ソフトフェア、制御インターフェースを採用しており、モデルによって、長さ寸法が若干異なることが唯一の違いである。また共通のプラットフォームを採用したことで、加工対象の追加・変更・タクト増により、CO2レーザのモデル変更時に、レーザ・ユニット部のシステム再設計を短縮できる。さらに導入後は、Jシリーズ共通の最先端の診断機能により、予防保全、ダウンタイムの最小化を可能にし、延いてはユーザからの急ぎの問合せ、もしくはレーザ返送回数も減らすことが可能となる。

Jシリーズは、永く世界各国のフィールドで実績のあるメタル・シールド技術(ガス再充填メンテナンス不要)を伝承した、コヒレント社の最高水準技術をベースに開発された最新機種であり、優れたパフォーマンスと長期信頼性を兼ね備えている。優れたビーム質(M2<1.2)、高ピークパワー、高速立上り/立下り時間を特長とし、最小限の熱影響層(HAZ)で高速加工を実現する。またRF電源をヘッドに内蔵した一体型構造のため、取り回しが厄介なRFケーブルの配線を必要としないだけでなく、省スペース化、信頼性の向上、コストダウン化が可能な新機種である。

DIAMOND Jシリーズは、保証平均出力150Wから400Wまで、発振波長は10.6 μmと9.4 μmのモデルをラインアップしている。そのため、幅広い応用に適しており、例えば、コンバーティング(Role to Role 高速加工)、マーキング、彫刻、切断、ミシン目加工、穴あけ等のコストや設置スペースに制限がある応用に特に最適である。またCO2レーザの赤外波長は、紙、段ボール、布、皮、木、カーボン材料などの多種の有機材料やアクリルなどの樹脂・フィルムだけではなく、ガラスや薄板金属加工にも適する。

アプリケーション

  • コンバーティング
  • マーキング
  • 彫刻
  • 切断
  • ミシン目加工
  • 穴あけ

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掲載日2014年3月19日