コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ)は、2015年6月22日産業用途向けに高出力・高輝度の波長780〜830 nmと975 nmの半導体レーザコンポーネンツをリリースした。
コヒレントは、自社の半導体レーザ製造ラインを強化し、産業用OEM組込み用途で求められる優れたバッチ間の一貫性や品質を満たす高性能な半導体レーザを製品化した。波長780〜830 nmで、コヒレント独自のAAA™(アルミニウムフリー)技術をコア径800 μmファイバーアレイパッケージ(FAP)の新 70Wモデルだけではなく、60Wと80Wの低フィルファクターバーまで採用している。 またすべてのモデルが20,000時間以上の長寿命を実現する。
さらに、波長975 nmにて、新しく高効率60W, 100W, 150Wの低フィルファクターバーを供給し、これらも20,000時間以上の長寿命を実現する。 両波長において、低フィルファクターバーはファイバーカップリングやビームコンバイニングに理想的で、金属溶接、クラッディング(肉盛り)、焼入れなどのダイレクト材料加工をはじめ、固体レーザやファイバーレーザの励起といった応用で、高輝度ビームデリバリーを可能にする。
アプリケーション
- 直接加工
- 固体レーザ、ファイバーレーザの励起
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掲載日2015年6月24日