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高出力半導体レーザLightStoneTMの80Wタイプをリリース
- 2004年1月28日リリース -




コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は2004年1月27日高出力半導体レーザLightStoneTMの80 Wタイプ(波長:808 nm、連続発振)をリリースした。

LightStoneはバータイプの半導体レーザで、縦横の両方向に積み重ねると数kWの出力を実現できることが最大の特長。

その他の特長に変換効率の高さと寿命の長さがある。もともと半導体レーザはその構造上の理由により他のレーザに比べて変換効率が高いが、その中でもLightStoneは40%以上の変換効率を誇る。また寿命に関しては、独自のヒートシンク技術とMBE薄膜形成技術の採用、さらに劣化原因と考えられているアルミニウムを活性層から取り除いたInGaAsP構造を採用することにより、7000時間以上の長寿命を実現している。

この製品はハイパワー化が求められている直接加工分野や固体レーザ等の励起用途をターゲットにしている。



主な仕様

  • 出力:80 W (1バーで出力80 W)
  • 波長:808 nm

アプリケーション

  • 直接加工
  • レーザ励起

特長

  • 高出力
  • 長寿命
  • 高変換効率


「コヒレント社」

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ)は1966年に設立された理科学用・産業用レーザ製造・販売会社。レーザ光源から計測機器まで幅広い製品群を取扱う。主要製品として、新技術(光励起半導体レーザ技術)を用いた全固体ブルーレーザ「Sapphireシリーズ」などがある。
NASDAQ上場。
2003年4月コヒレント社はポジティブライト社を傘下に収め、オシレーター、再生増幅器、OPA、励起光源、カスタムレーザを1社で供給できる唯一のレーザメーカとなった。