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レーザパワーメータとレーザエネルギーメータをリリース

低価格を実現

- 2004年1月28日リリース -




コヒレント社(旧モレクトロン社)注1は2004年1月27日レーザパワーメータFieldMaxTM-TO とレーザエネルギーメータFieldMaxTM-Pをリリースした。

コヒレント社は、マルチ機能を必要とせず、低価格品を求めるユーザの声に応えるため、2003年6月にリリースしたFieldMaxTM-TOPのラインを拡大し、今回の2機種を製品化した。

レーザパワー及びエネルギーの両方を測定できるFieldMax-TOPに対し、FieldMax-TOは出力のみ、FieldMax-Pはエネルギーのみの測定に限定。また組合わせのセンサーもFieldMax-TOはサーマルセンサーとオプティカル半導体センサーに、FieldMax-Pは焦電センサーに限定することで、
大幅な低価格化を実現した。

また低価格のもと、FieldMaxシリーズの特長である簡易操作や液晶ディスプレイでの文字の見やすさを維持している。

FieldMaxシリーズはポータブルで使いやすいため、フィールドサービスや生産現場での用途に最適。



主な仕様

  • 測定出力範囲:nW 〜kW (FieldMax-TO)
  • 測定エネルギー範囲:nJ〜J @繰返周波数300 Hzまで (FieldMax-P)
  • サイズ:20 x 10 x 4 cm
  • 重量:0.5 Kg

特長

  • 低価格
  • 簡易操作
  • 大型液晶ディスプレイで文字が見やすい
  • USBインターフェイス対応

注1「コヒレント社と旧モレクトロン社の関係について」

2002年12月コヒレント社はMolectron Detector Inc.(モレクトロン社)を傘下に収めた。
旧モレクトロン社は1985年の創設以来、パワー測定器やエネルギー測定器等のレーザ計測機器の設計・製造で卓越した技術力を誇っている。この買収によりコヒレント社のレーザ計測機器の製品ラインナップがさらに充実し、お客様には幅広い製品群より商品をお選び頂けるようになった。



「コヒレント社」


コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ)は1966年に設立された理科学用・産業用レーザ製造・販売会社。レーザ光源から計測機器まで幅広い製品群を取扱う。主要製品として、新技術(光励起半導体レーザ技術)を用いた全固体ブルーレーザ「Sapphireシリーズ」などがある。
NASDAQ上場。
2003年4月コヒレント社はポジティブライト社を傘下に収め、オシレーター、再生増幅器、OPA、励起光源、カスタムレーザを1社で供給できる唯一のレーザメーカとなった。