光パラメトリック増幅器OPerA™用DFG、SFGをリリース
-　差周波発生器と和周波発生器　-

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ：NASDAQ上場)は2004年5月18日光パラメトリック増幅器OPerA™用DFG(差周波発生器)、SFG(和周波発生器)をリリースした。DFGとSFGのリリースにより、OPerAの波長チューニング領域は240 nmから10μmまで拡大した。

OPerAは、チタンサファイア再生増幅器から出力された光をUVから赤外まで波長変換する光パラメトリック増幅器で、その簡易操作性に特長がある。
コヒレント社のLibra™(ワンボックス型チタンサファイア再生増幅器)、OPerA、DFG、SFGを組合わせた場合、Libraと共通のコンピュータにて波長を自動チューニングできる。

OPerAにDFG、SFGを組合わせた場合、DFGは2.4から10μmまで、SFGは、240から610 nmまでシームレスにチューニングが可能となる。

• 研究分野　(時間分解分光、ポンプアンドプローブ、光化学、分子ダイナミクス)
  

特長

「コヒレント社｣

コヒレント社は1966年に設立された理科学用・産業用レーザ製造・販売会社。レーザ光源から計測機器まで幅広い製品群を取扱う。主要製品として、新技術(光励起半導体レーザ技術)を用いた全固体ブルーレーザ｢Sapphireシリーズ｣などがある。
2003年4月コヒレント社はポジティブライト社を傘下に収め、オシレーター、再生増幅器、OPA、励起光源、カスタムレーザを1社で供給できる唯一のレーザメーカとなった。