2004年5月20日
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Chameleon-XRは2004年1月にリリースされた製品で、バイオ分野の多光子励起レーザ顕微鏡向けの理想的光源として注目されている。今回の新タイプは、既存の空間モードM2<1.1と円形ビームという特長を保ちながら、さらなるマーケットニーズに応えるため、波長チューニングレンジを短い波長方面にも拡大し、705〜980 nmの広帯域を1台でカバーできるようになった。また、出力も1Wから1.5W(波長800 nm時)に向上している。 波長チューニングレンジが拡張されたことで、短波長側では蛍光プローブDAPIやFuraなど、長波長側ではYFPやDsRedなどの2光子励起を、より効率良く、細胞深部のイメージングを可能としている。また、平均出力が増したことで、レーザ光を分割し、同時に多点を励起するマルチプルビームによる生細胞への応用も検討されている。 |
主な仕様
特長
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