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2006年1月25日

Press Release

小型全固体イエローレーザをリリース

Compass Yellow
コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2006年1月24日Photonics West 2006(米国のレーザ及び光エレクトロニクス製品の展示会、会期:1/24-26/2006)にて小型全固体イエローレーザCompass YellowTM (波長:561 nm, 出力:20 mW, 連続発振)をリリースした。

Compass Yellowは、コンフォーカルマイクロスコープなどの蛍光を使用したバイオ応用分野からの強いご要望により、製品化に至った。このレーザは、15,000台以上納入実績を誇るCompassシリーズのグリーンレーザをベースに開発され、共通のプラットフォームとなっているので、グリーンレーザからの置き換えや装置への追加搭載が簡単に行える。

またCompass Yellowは、優れたビーム質(TEM00)、高出力、低ノイズ、高信頼性を同時に実現するため、他のイエローレーザ(全固体/クリプトンイオンレーザ)からの置換え光源としても最適である。

なおCompass Yellowは、これまで同様のイントラキャビティSHG手法を採用しているが、今回は
Nd:YAGの基本波1122 nmより、561nm(第2高調波)出力を実現し、Compassシリーズの特長である小型、低消費電力、低放熱により、簡易設置が可能な組込み用理想光源となっている。



主な仕様

  • 波長: 561 nm
  • 出力: 20 mW (連続発振)
  • 空間モード:TEM00


アプリケーション

  • 各種蛍光顕微鏡用途
  • メディカル応用


特長

  • 高出力
  • 高信頼性
  • 小型
  • 低ノイズ
  • 優れた空間モード
  • 低消費電力