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2006年5月24日

Press Release

ノンコリニア光パラメトリック増幅器をリリース
- < 25 fs @ 530-730 nm -

OPerA-TOPAS
コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2006年5月23日CLEO 2006(米国のレーザ及び光エレクトロニクス製品の展示会、会期:5/23-25/2006)にてノンコリニア光パラメトリック増幅器(NOPA) OPerA™ -TOPAS-Whiteをリリースした。

OPerA-TOPAS-Whiteは、紫外から近赤外まで波長を変換することができ、ノンコリニアデザインの採用により、100 fsよりも長いパルス幅を持つチタンサファイアフェムト秒再生増幅器で励起する際でも、簡易操作で25 fsよりも短いパルス幅を実現できる。従来の光パラメトリック増幅器(以下OPA)で前述のような短いパルス幅を得るためには、複雑な作業と短パルス再生増幅器が要求された。

またOPerA-TOPAS-Whiteは、コンピュータコントロールができる簡易操作タイプのOPAで、250 nmもの短波長に到達できる第2高調波モジュールをオプションで用意しており、コヒレント社のフェムト秒再生増幅器LibraTM, LegendTMを含む、多くのフェムト秒再生増幅器との組み合わせに最適なOPAである。なおコヒレント社のOPAは、パルス幅、スペクトルバンド幅、波長レンジ、励起エネルギー等の幅広いオプションを用意している。

アプリケーション

  • 研究・開発応用(フェムト秒分光学、分子ダイナミクス等)


特長

  • 簡易操作(コンピュータコントロール)
  • <25 fsパルス幅
  • 広い波長可変領域