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2008年1月23日

Press Release

超短パルスフェムト秒レーザ(OPSL励起技術採用)をリリース

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ)は、2008年1月22日短パルス(ブロードバンド)フェムト秒応用向けにOPSL(光励起半導体)励起技術を採用した超短パルスオシレータMantisTMをリリースした。

Mantisは、OPSL励起技術を用い、波長及び波長幅を固定し、最適化を図ることで、低価格化を実現した。またシンプルな設計で高性能、簡易操作を実現し、高いコストパフォーマンスを誇る。このレーザは、平均出力300 mW (@中心波長800 nm)、バンド幅>70 nmで、外部CPC小型パルスコンプレッサー(オプション)を用いて20 fs以下までパルス圧縮できる。また、モノリシックOPSL技術を用いた5Wのグリーンレーザを励起光源に採用し、内蔵した一体型タイプのフェムト秒オシレータである。

Mantisは、35 fsec以下の短パルス再生増幅器/OPAの種光として使用でき、物理学や化学の幅広いパルスプローブ実験で求められる高エネルギー波長可変システムを構築できる。応用例は、分子光解離力学や蛍光upconversion、THz分光学やイメージング等である。またパルス幅が非常に短いため、Mantisをオシレータに用いると、THz放射の幅広いスペクトルが簡単に得られる。

アプリケーション

  • 研究用途(分子光解離力学、蛍光upconversion、THz分光学/イメージング等)

特長

  • OPSL技術を用いたグリーンレーザを励起光源に採用
  • 超短パルス
  • 簡易操作

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