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2009年1月28日

Press Release

400W高輝度レーザダイオードシステムをリリース

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2009年1月27日高輝度レーザダイオードシステムHB-diode laser systemに400Wモデル(波長:976 nm、出力:400W)をラインナップした。

HB-diode laser system は、モジュール化の柔軟性と400W出力(@波長976 nm)を兼ね備え、ターンキー操作が可能なLDシステムである。この製品は、1個〜4個のダイオードモジュール(各100W出力、ファイバー径200μm)から構成され、100W〜400Wの出力が個々にもしくはバンドルされてファイバー伝送される。また産業用途で求められるNA0.22、19インチラックマウント、空冷、同軸への可視ガイド光等を備えている。さらにコヒレント社独自のエピタキシャル構造やパッケージング技術により、産業レベル耐用のMTTFを達成し、長寿命を実現する。

出力を簡単に設定できるため、この製品は、プラスチック溶接、メディカル、自動車関連、電子部品やソーラーパネルのソルダリング等の幅広い産業加工応用に使用できる。特にソーラーセルの製造工程では、誘導加熱のような従来のソルダリング技術に比べ、大きなアドバンテージを持つ。レーザを用いたプロセスは、加工部分への熱配分が上手くできるため、結果として、熱の勾配を抑え、熱影響を減らし、破損が減少するので、歩留まりが向上する。またプラスチック溶接においては、HB-Diode systemの高出力シングルビーム、もしくは低出力ビームを多数同時発振することによってスループットを向上する。

主な仕様

  • 波長: 976 nm
  • 出力: 100W, 200W, 300W, 400W
  • ファイバー径: 200μm, 400μm, 600μm, 800μm
  • NA: 0.22

アプリケーション

  • ソルダリング
  • プラスチック溶接
  • メディカル応用

特長

  • ターンキーオペレーション
  • 19インチラックマウント適応
  • 完全空冷式
  • 簡易LD交換

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