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2009年1月28日

Press Release

16W 高出力全固体モードロックUVレーザをリリース

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2009年1月27日全固体モードロックUVレーザPaladinTM Advancedシリーズの高出力モデル(10W/16W)をラインナップした。

このPaladin 355 nmシリーズは、独自の半導体チップ(SBR)を採用し、80 MHzの高繰返し周波数でモードロック(擬似CW)発振する、高出力(Wクラス)UVレーザである。既にプリント基板直接描画装置、フラットパネル及び太陽電池(ソーラーセル)などの微細加工、半導体非破壊検査(ベアウェハやパターン付きウェハ)、工業用印刷(CTPやフレキソグラフィ等)の応用分野において、多数の搭載実績を誇る。

今回の新モデルは、2007年に発表した従来機(Paladin Advanced 8Wモデル)をさらに効率化し、お客様の要望である2倍の出力(16W)を実現した。この高出力化により、装置のスループットが大幅に向上することが期待されている。特にプリント基板直接描画応用においては、この出力向上により、感度の低い、より安価なレジストへの適応も可能となる。また大部分の設計・構成は従来モデルと共通であり、寸法やビーム特性等に互換性を持たせているので、従来モデルからの置き換えを容易に行うことができる。

主な仕様

  • 波長: 355 nm
  • 出力: 10W (Paladin Advanced 355-10000)
        16W (Paladin Advanced 355-16000)
  • 繰返周波数: 80 MHz
  • 空間モード: TEM00(M2<1.2)
  • 光ノイズ(10 Hz to 2 MHz): <1% rms

アプリケーション

  • プリント基板直接描画
  • 印刷応用
  • 非破壊検査
  • フレックスシート高速切断
  • 高速薄膜除去
  • スクライビング加工
  • レーザアニ―リング

特長

  • 高出力発振
  • 長期に渡りハンズフリー動作を実現 (自動THG結晶シフター内蔵)
  • 優れたビーム質
  • 低消費電力、循環水冷式

お客様からのお問い合わせ先
コヒレント・ジャパン株式会社 営業部
TEL:03-5365-7100
E-mail: sales.tokyo@coherent.com

プレス・報道関係者からのお問い合わせ先
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