コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2009年6月2日シングルモード発振で、小型かつ低価格を同時に実現した全固体連続発振グリーンレーザGenesisTM532-500 S/532-1000 S(波長:532 nm, 出力:0.5W/1W)をリリースした。
この新モデルは、独自の光励起半導体レーザ(OPSL)技術を採用し、小型レーザヘッド設計でありながら、低ノイズ(<0.1% rms)と優れたモード質(M2<1.1)を実現すると同時に、空冷動作や直接変調機能も兼ね備え、装置化における小型化やコスト低減に貢献する。
光励起半導体レーザ(OPSL)技術を用いた製品(主に488, 561, 577 nm)は既に約20,000台以上の導入実績を誇り、その性能及び信頼性は実証されている。Genesis 532-500 S/532-1000 Sは、532 nmのアプリケーションの領域をカバーする製品で、高速DNAシークエンサーに代表されるバイオ装置や非破壊検査、計測応用等、幅広い応用において、コストパフォーマンスを大幅に向上することが期待できる。
主な仕様
- 波長: 532 nm
- 出力:
- 0.5W (Genesis 532-500 S)
- 1W (Genesis 532-1000 S)
- 光ノイズ:<0.1 % rms
- モード質:M2<1.1
アプリケーション
- 高速フローサイトメトリー
- 高速DNAシークエンサー
- レーザ流速計、可視化応用
- 各種非破壊検査、計測応用
特長
- 低ノイズ
- 優れたモード質
- 直接変調機能付き
- 小型レーザヘッド設計 (121 x 44 x 65 mm)
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掲載日2009年6月4日