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全固体 小型ブルーレーザ (488 nm, 150 mW)をリリース

全固体 小型ブルーレーザ

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2009年6月15日全固体小型ブルーレーザSapphireTMLP 488シリーズに150 mWモデルSapphire LP 488-150(波長:488 nm、出力:150 mW、連続発振)をラインナップした。

この新モデルは、他のSapphire LP 488シリーズと同様の小型ヘッド(125 x 70 x 34 mm)から150 mWもの高出力を実現する。Sapphireシリーズは、OPSL(光励起半導体レーザ)技術を採用し、多波長(460 nm, 488 nm, 561 nm, 568 nm)にモデル展開をしている。特に488 nmモデルはバイオ等のOEM用途や研究分野に、17,000台以上の導入実績があり、今月初めにリリースしたイエローモデルSapphire 561/568-200 (波長:561/568 nm、出力200 mW)と併せ、小型パッケージでの高出力化を進めている。また、OEM組込み用のコントローラが従来の約1/2サイズとなり、装置の小型化に貢献できる。

Sapphire 488 LPの主なアプリケーションは、フローサイトメトリー、コンフォーカル顕微鏡、DNAシークエンサー等のバイオ応用である。なお、このシリーズは、小型、高出力のみならず、ノイズやビーム質、消費電力などの性能面にも優れているため、高いコストパフォーマンスを実現する。

主な仕様
  • 波長: 488 nm
  • 出力: 150 mW (CW発振)
  • 光ノイズ(20 Hz〜2 MHz):<0.25% rms
  • 空間モード:TEM00 (M2<1.1)
  • レーザヘッドサイズ:(L)125 x (W)70 x (H)34 mm
アプリケーション
  • フローサイトメトリー
  • DNAシークエンサー
  • コンフォーカル顕微鏡
  • ドラッグディスカバリー
特長
  • 高出力
  • 低ノイズ
  • 優れたビーム質
  • 低消費電力(<60W)
  • コンパクト設計
  • CDRH対応モデル有り

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掲載日2009年6月16日