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RFT-6000型 FTラマンシステム


通常のラマンスペクトルは、可視域の励起レーザーを用いて測定されていますが、高分子材料・生体試料等では不純物あるいは試料自身が持つ蛍光の影響で、ラマンスペクトルの測定が困難な場合があります。そのため、蛍光の影響の少ない長波長レーザー励起によるラマン測定が行われています。長波長域では可視域に比べラマン強度が減少する(波長の4乗に反比例)ため、FT分光法との組合せによる高感度測定が行われています。

FTラマンシステムは、レーザーを試料に照射し、試料から散乱されたラマン光を効率よく集光し干渉計に導入するラマンユニットとラマン光を検出するFT/IR-6000から構成されています。レーザー照射およびラマン集光光学系は縦型配置を採用しているため試料のセッティング等の操作性が非常に良く、光学系を切り換えることにより赤外スペクトルの測定もできます。

■特長
  1. 可視域分散型ラマン分光器では、蛍光のため測定できない生体試料および、高分子材料関連の分析。
  2. 高い波数精度、高分解。
  3. 赤外およびラマンスペクトルの測定が可能。
  4. 試料設置が簡単な縦型試料室を採用。
  5. マクロ/ミクロの両用タイプに拡張可能な試料室。
  6. TVモニタ(オプション)による、測定部位の確認。
  7. 定評のあるWindows版ソフトによる、快適な操作環境を提供。
  8. 豊富な分散型ラマンデータとの共通化。

■仕様
励起レーザー YAGレーザー 1、2、3W(オプション)
検出器 InGaAs
干渉計 FT/IR-6000ラマン対応バージョン使用 ビームスプリッタ:Si蒸着CaF2
ステージ 小型X-Y-Zステージ(オプション:大型ステージ、自動ステージ)
データ処理 スムージング、ベースライン補正、ピーク検出、感度補正
標準付属品 レーザープラズマ線除去フィルタ、レーザーパワーモニタ、180°散乱光測定システム、ラマンスペクトル強度較正用光源(ハロゲンランプ)、インターロック機構
特別付属品 90°散乱光測定システム、試料観測用TVモニタシステム、顕微測定システム、偏光測定装置、大型X-Y-Zステージ、熱分析システム、マッピングシステム