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超臨界流体応用システム


超臨界CO2送液ポンプ
PU-2080-CO2

PU-2080-CO2は二酸化炭素を用いる超臨界システムに液化炭酸を送液するための装置です。
液化炭酸ボンベを接続し、電子冷却装置によって−5℃付近に冷却して送液します。
 
■仕様

送液形式 SSQD方式
送液流体 二酸化炭素
ポンプヘッドの冷却 電子冷却方式
流量設定範囲 0.2〜10mL/min(液体換算)
最大使用圧力 30MPa
表示 設定流量、設定/作動圧力等をLCDに表示
操作キー テンキー、PUMP ON/OFF、MONITOR
ON/OFFタイマー 送液ON、OFFタイマー機能付き
入出力 作動圧力、外部ポンプON、外部ポンプOFF


超臨界CO2送液ポンプ
PU-2088-CO2

■仕様
流量設定範囲 0.1〜150mL/min
液化二酸化炭素実用送液範囲 10〜120mL/min.
最大使用圧力 30MPa

※液化二酸化炭素送液には恒温冷却槽が必要です


全自動圧力調整弁/圧力調整弁(マニュアルタイプ)
BP-2080(全自動タイプ)
BP-2080-M(マニュアルタイプ)

二酸化炭素や超臨界流体を用いるシステムにおいてシステムの圧力を安定性よく制御するための装置が不可欠です。
日本分光では、常にシステムの圧力を一定に保つことができる全自動圧力調整弁(BP-2080)を開発し、圧力の段階的変化や圧力のグラジェントを再現性よく制御することを可能にしました。(特許取得済み)
また、BP-2080-Mは圧力の調整をマニュアルで行うことが可能です。
 
■仕様

圧力制御方式 可変ストロークニードル弁による開閉制御方式
設定圧力範囲 0.0〜50MPa 0.1MPaステップ
作動圧力範囲 1.0MPa〜50MPa
圧力調整精密さ 設定値の±2%又は±0.2MPaのうち大きい方(但し、流量5mL/minの場合)
圧力検知方式 ストレインゲージ式圧力変換器
圧力単位 MPa、kgf/cm2、bar 3種類表示選択可能


超臨界クロマトグラフィ用オートサンプラ
AS-2059-SF

超臨界クロマトグラフィ用オートサンプラです。
超臨界二酸化炭素に対応したシーケンスにより、高い精度と再現性で試料を注入することができます。
 
■仕様

試料注入方式 注入量可変方式または注入量固定方式(サンプルロスゼロに
よる注入も可能)
試料注入量 0.1〜100μL(0.1μLステップ)
(注入量によりサンプルループの交換必要)
試料検体数 120(標準、2.0mLビン)
224(マイクロ、300、200μLビン)
54(大容量、4.0mLビン)
96×2、384×2(96または384穴マイクロプレート×2枚)
最短注入間隔 38sec以内(固定ループ方式、5μL、最速条件、洗浄なし)
注入精度(再現性) RSD(%)0.5%以下(20μL、固定ループ方式)(指定条件による)
コンタミネーション 0.01%以下(洗浄ポートによる洗浄、指定条件による)


超臨界CO2送液システム
全自動残留農薬抽出システム

食品中の残留農薬を抽出するための全自動超臨界CO2抽出システムです。
このシステムは、1in6outの自動切り換えバルブ(SCF-Evc-Sr)を用いて6本の抽出容器を切り換えながら抽出し、 分取容器切り換えバルブ(SCF-Vch-Bp)を連動させ、各抽出物をトラップカラムに捕集し、その溶出までを全自動で行うシステムです。
 
■標準システム構成例

超臨界CO2送液ポンプ PU-2080-CO2
全自動圧力調整弁 BP-2080
6ベッセルチェンジャー SCF-Evc-Sr
6バルブチェンジャー SCF-Vch-Bp
HPLCポンプ PU-2089
撹拌機能付超臨界用オーブン SCF-Sro


超臨界CO2送液システム
反応システム

化学反応における反応場として、超臨界CO2は連続的にその密度を変化させることが可能で、反応の選択性を向上させることができます。
また、拡散係数が液体に比べて著しく大きく、粘度が小さいので反応速度の向上も可能であり、反応場として高いポテンシャルを有する超臨界CO2を利用して、新規反応を開発することも可能です。
■標準システム構成例
超臨界CO2送液ポンプ PU-2080-CO2
全自動圧力調整弁 BP-2080
洗浄液送液ポンプ PU-2080
反応槽 GC-4000

*反応プロファイルを得るためには検出器が必要です。


超臨界CO2送液システム
合成システム

超臨界CO2はその特長を活かし、反応場として、不斉合成や酵素反応を利用する合成にも応用されています。
また反応場としてばかりでなく、原料としての利用も可能です。さらに、反応場の温度や圧力を変化させて、合成の反応速度や光学純度などの選択性を制御することも可能です。
 
■標準システム構成例<

超臨界CO2送液ポンプ PU-2080-CO2
全自動圧力調整弁 BP-2080
モディファイア送液ポンプ PU-2080(×1)
反応液送液ポンプ PU-2080(×2)
反応槽 CO-2060

*合成プロファイルを得るためには検出器が必要です。


超臨界CO2送液システム
晶析システム

医薬品はその形状や粒径によって体内吸収の効率が異なってきます。
この形状や粒径を制御する手法として晶析(RESS)による方法があります。
医薬品を溶解した溶液の流れに貧溶媒として超臨界CO2を混合することにより、溶解度が低下して目的の医薬品が析出されます。
この際ノズル温度や晶析温度、設定圧力によって固体の形状や粒子径が変化します。
また粉砕が困難な物質にも適用が可能です。最適な形状と粒径を有する試薬を製造するための有用な方法です。
 
■標準システム構成例

超臨界CO2送液ポンプ PU-2080-CO2
またはPU-2080-CO2冷却ジャケット付き
全自動圧力調整弁 BP-2080
モディファイア送液ポンプ PU-2080(×2)
反応槽 GC-4000


超臨界水赤外解析システム
超臨界水中の物質の状態変化や反応の解析を赤外分光法で行うシステムです。
超臨界水用のセルは、高度な高温高圧技術が要求されます。
ダイヤモンドを窓板の用いた加熱装置付フローセルを使用し、時間変化データ解析プログラムによる連続的な状態変化のモニターが可能です。
 
■構成

送液ポンプ PU-2086
全自動圧力調整弁 BP-2080
高圧6方切換バルブ Rheodyne7000
インジェクタ Rheodyne7725i
ストップバルブ SNO-TRIK
赤外分光光度計 FT/IRシリーズ
加熱炉付き超臨界水赤外測定用フローセル
時間変化データ解析システム


超臨界水ラマン解析システム
超臨界水(臨界温度、374℃;臨界圧力、22.1MPa)は、ダイオキシン、フロンなどの有害物質の分解無害化やPET樹脂、 ウレタン樹脂などのプラスチックをモノマー単位に分解し、再利用する手法の検討などに利用されています。
ラマン分光器と光ファイバーで接続した超臨界水用のセルを使用し、超臨界状態下における分解や反応をリアルタイムで解析することが可能です。
 
■構成

送液ポンプ PU-2086
全自動圧力調整弁 BP-2080
高圧6方切換バルブ Rheodyne7000
ストップバルブ SNO-TRIK
レーザラマン分光光度計 NRS-3000 series
(超臨界水用試料室、液体窒素冷却CCD、Ar
イオンレーザ(1W)、加熱炉付き超臨界水
ラマン測定用フローセル)


超臨界二酸化炭素赤外可視分光解析システム
超臨界二酸化炭素は、扱いやすい臨界温度と臨界圧力、無毒で安価という特長を有します。
低粘度、高い拡散係数、そして、圧力をコントロールすることにより、気体から液体に近い密度に変化させることができる媒体として 利用することができます。
各種反応の場として注目されています。
紫外可視分光光度計に接続した攪拌機能付セルを利用し、反応生成物や反応過程の解析を行うことが可能です。
 
■構成

超臨界CO2送液ポンプ PU-2080-CO2
全自動圧力調整弁 BP-2080
高圧6方切換バルブ Rheodyne7000
インジェクタ Rheodyne7725i
ストップバルブ SNO-TRIK
紫外可視分光光度計 Vシリーズ
攪拌機能付き標準フローセル

※オプションで攪拌機能付き短光路フローセルを選択できます。


超臨界二酸化炭素赤外解析システム
超臨界二酸化炭素を用いる抽出やクロマトグラフィにおいて、フーリエ変換赤外分光光度計(FT/IR)に設置して溶出流体をモニタする ことができる高圧フローセルの開発により、任意の時間におけるIRスペクトルや任意の波数におけるクロマトグラムを得ることが可能になりました。
これにより抽出過程のモニタリングや超臨界二酸化炭素中での物質の分子構造の解析にも適用可能です。
 
■構成

超臨界CO2送液ポンプ PU-2080-CO2
全自動圧力調整弁 BP-2080
高圧6方切換バルブ Rheodyne7000
インジェクタ Rheodyne7725i
ストップバルブ SNO-TRIK
赤外分光光度計 FT/IR シリーズ


超臨界CO2・超臨界水両用反応合成分解観測システム
View system

日本分光のラボプラントは、十数年に及ぶ超臨界の研究開発から構築されたプラントです。
水、二酸化炭素等の超臨界流体を使用して分解、抽出、反応、合成などのユーザーニーズを形にします。
脱有機溶媒を可能とし、安全でクリーンな研究環境を実現します。


超臨界流体クロマトグラフ
超臨界流体クロマトグラフィは、高い拡散係数と低い粘度を有する超臨界流体を移動相として使用するため、迅速かつ高効率な分離技術です。
超臨界二酸化炭素を移動相に使用した場合は、無毒で低コスト、さらに分取カラムによる分画精製を行った場合は、常温常圧下で気体となるため分取物の後処理が容易で あるなど多くの利点があります。
可視紫外の多波長検出器、円二色性検出器、赤外検出器、蒸発光散乱検出器、質量検出器など多くの検出器を利用することも可能です。
 
■構成

超臨界CO2送液ポンプ PU-2080-CO2
超臨界クロマト用オートサンプラ AS-2059-SF
全自動圧力調整弁 BP-2080
円二色性検出器 CD-2095
マルチチャンネル検出器 MD-2010/2015
超臨界オーブン CO-2060


分取超臨界流体クロマトグラフ
溶離液に超臨界二酸化炭素を用いる分取クロマトグラフィは、超臨界流体の特性である高拡散係数、低粘度から、 高い効率で短時間分離分取ができる精製手法です。
本システムは、120mL/minの大流量ポンプを装備し、内径20mm〜30mmφの分取カラムを使用できるシステムです。
実験室内で、数百mg〜gオーダーの分取精製を行えます。
分取用高耐圧セルを装備したUV検出器、PDA検出器、円二色性検出器を接続し、各種成分の検出に対応できます。
また、二酸化炭素は、有機溶媒と比較して、安全性も高く、有機溶媒の使用量や廃棄量の削減が期待できるため、トータルコストの低減が期待できます。
 
■仕様

1.炭酸ガス送液部
  モディファイヤ送液部
設定流量:0.1〜120mL/min
常用圧力:30MPa
2.分離部 SFC:カラム 内径φ10〜30mm
SFE:抽出容器容量 500〜1000mL
3.回収部 サイクロンセパレータ、もしくは、 加圧による気液分離