京都電子工業(株)】 【最初の画面】 【会社名別】 【京都電子工業(株)への資料請求

レーザフラッシュ法 熱拡散率測定装置<LFA-502>

■概要
材料の熱特性評価や熱設計などに必要な熱物性値には、熱拡散率や比熱や熱伝導率などがあります。これらの熱物性値を精度よく測定するために、有効な一つの方法として、レーザフラッシュ法があります。

レーザフラッシュ法により熱拡散率と比熱を同時に測定する技術は、フラッシュ法が創始された1961年以来試みられてきましたが、種々の装置を設備しなければならないこと、同一条件での測定が困難であること、測定に時間が掛かることなどがあって、世界的に普及するまでには至りませんでした。

このたび開発したレーザフラッシュ法の装置は、熱拡散率と比熱を同時に非常に精度よく測定することを目的に、経済産業省・産業技術総合研究所・計量研究所の技術指導を受けて設計製作したものです。

この目的に対して、レーザフラッシュ法の原理に起因する誤差を軽減するために
  1. 光ファイバーによるレーザビームのエネルギーを均一化する
  2. 温度目盛を備えた高速度赤外放射温度計によって、試料裏面の温度変化を測定する
  3. カーブフィッティング法を用いて熱拡散率を算出する
  4. レーザフラッシュ示差熱量法を用いて比熱を測定する
などの各要素技術が開発されました。

LFA-502レーザフラッシュ法熱物性測定装置は、これら全ての技術を基に熱拡散率と比熱を同時に測定し、さらに熱伝導率を算出することにより、一台の装置で3つの熱物性値の測定が可能です。
 
■用途

JIS R1611-1997 「ファインセラミックのレーザフラッシュ法による、熱拡散率・熱伝導率試験方法」の熱拡散率試験方法に準拠した装置です。熱伝導率の値は、比熱をレーザフラッシュ示差熱量法により測定して、計算により求めます。

  • 高熱伝導率セラミックスの開発・性能評価・品質管理等における熱物性値の測定
  • 金属・セラミックス・半導体・炭素系素材等の熱拡散率や熱伝導率の高精度測定
 
■基本仕様
項目
仕様
測定方法
レーザフラッシュ法による熱拡散率測定
レーザフラッシュ示差熱量法による比熱測定
測定対象
セラミックス、金属
試料サイズ
φ10、φ5、厚さ:3mm〜1mm (試料によって異なる)
測定項目
熱拡散率、比熱、熱伝導率 (計算による)
測定範囲
熱拡散率:0.5〜120mm2/s
比  熱:0.1〜2kJ/kgK
熱伝導率:α、Cp、p より算出
測定精度
(繰返し精度)
熱拡散率:CV値で2%以内
比  熱:CV値で3%以内
熱伝導率:CV値で5%以内
測定精度
(正確さ)
熱拡散率:±5%以内
 (但し添付試料を室温〜700℃の範囲内で測定した場合)
比  熱:±5%以内
 (但し添付試料を室温〜700℃の範囲内で測定した場合)
熱伝導率:−−−


京都電子工業(株)】 【最初の画面】 【会社名別】 【京都電子工業(株)への資料請求