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COHERENT、OLEDディスプレイの超精密マシニング加工用途向けに
266 nmのHyperRapid NXTピコ秒レーザを発表

HyperRapidNXT

ピッツバーグ(PITTSBURGH)、2023 年 1 月 24 日 (GLOBE NEWSWIRE) -
材料加工用産業用レーザの先導者の Coherent Corp. (Nasdaq: COHR) は、本日、OLEDディスプレイ周辺のエッジアブレーションを可能にする深紫外 (DUV) で、 平均出力 10 W の新型 HyperRapid NXT 産業用ピコ秒レーザを市場導入したことを発表した。

Coherent の新しい HyperRapid NXT は、業界初のレーザベースのソリューションであり、隣接する領域を残したまま、OLED ディスプレイの周囲の微細なチャネルを除去することができます。 このプロセスにより、ディスプレイのアクティブエリアが最大化され、ベゼルフリーでのコンスーマデバイスへのトレンドを提供しています。

「新型の HyperRapid NXTには、独自に自社で成長およびコーティングを行っている非常に特別な結晶を用いています。 このことにより、ノンストップの大量生産環境で非常に長時間、深紫外においてレーザを動作させることができます。 「このような繊細な切断を行うことができるレーザベースのプロセスは新しいだけでなく、機械的または化学的プロセスに基づく代替方法よりもはるかにシンプルで クリーンで低コストです。 実際、弊社の新しいレーザは、コンスーマ製品の収益性をそのライフサイクル全体で数億ドルも改善できると見積もっており、投資を容易に正当化できます。」

この新型のレーザには、HyperRapid NXT プラットフォームに搭載されているすべての標準機能 (安定した DUV 出力変調、オンデマンドのパルス、繰返周波数の可変等) が含まれています。 266 nm の非常に短い DUV 波長を用いることで、 レーザは 10 μm をはるかに下回る形状加工を行うために、充分な集光ビームがを実現可能です。

Coherentは、バックプレーンレーザアニーリング、センサー向けのノッチの切断や穴あけ、剛性キャリアからのフレキシブルまたは折り畳み式ディスプレイの取り外しなど、 最先端の OLED ディスプレイ製造用のレーザの幅広いポートフォリオを提供しています。

Coherent は、サンフランシスコで開催される Photonics West (開催期間:1 月 28 日〜 2 月 2 日)、 ディスプレイ加工用向けの差別化されたレーザソリューションを展示致します。

【関連リンクアドレス】
COHERENT INTRODUCES 266 NM HYPERRAPID NXT PICOSECOND LASER FOR ULTRAPRECISE MACHINING OF OLED DISPLAYS のページは こちらから

【HyperRapid NXT 266 データシートへのリンク】
https://www.coherent.com/content/dam/coherent/site/en/resources/datasheet/lasers/hyperrapid-nxt-266-ds.pdf

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掲載日: 2023.01.26