2006年1月25日 Press Release 高出力(50 mW)小型全固体ブルーレーザをリリース ![]() コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2006年1月24日小型全固体ブルーレーザSapphireTMの50 mWバージョン (波長:488 nm, 出力:50 mW, 連続発振)をリリースした。 Sapphire488シリーズは、主にフローサイトメトリー、ドラッグディスカバリー、遺伝子スクリーニング、コンフォーカルマイクロスコープ等のバイオ応用向けに採用されているが、今回の高出力化により、装置のサイズや消費電力を増すことなく、感度の向上や高いスループットを可能にする。 50 mWバージョンは、2001年にリリースした従来機(20mWバージョン)同様、光励起半導体技術を採用し、ヘッドのサイズやビームのパラメータを変更することなく製品化されたため、次世代装置への置換えが装置の設計変更なしに容易に行うことができる利点を持つ。 空冷アルゴンレーザと比較し、全固体レーザのSapphireは、コンパクト、高変換効率、低消費電力、長寿命であるため、装置の小型化や大幅なランニングコストの削減を実現しており、バイオ応用や半導体非破壊検査応用においてさらに導入が加速することが見込まれている。 主な仕様
|