2006年5月24日 Press Release 小型全固体ブルーレーザ 新モデルをリリース ![]() コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2006年5月20日小型全固体ブルーレーザSapphire™ シリーズの75 mWと500 mW (波長:488 nm, 出力:75, 500 mW, 連続発振)の2モデルをリリースした。 500 mWモデルは、Sapphire 488 HP(ハイパワー)シリーズの従来仕様100, 200 mWモデルと同パッケージ、同レーザヘッドサイズ(L)215 x (W)140 x (H)51 mmで、空冷、優れたモード質(M2<1.1), ビーム拡がり角(<1.2 mrad)、ビーム位置安定性(<±30μrad >2時間、±3℃)、光ノイズ( <0.5% rms from 20 Hz to 2 MHz)を実現する。 この500 mWモデルは、主にフローサイトメトリーや蛍光イメージング等のバイオメディカル分野をターゲットにしている。 高出力化により、装置の検出速度や感度の飛躍的な向上が実現できる。なおこの出力レンジのアルゴンイオンレーザと比較し、Sapphire 488 HPモデルは、長寿命、コンパクトサイズ、低消費電力、空冷仕様等において優位性がある。 さらに75 mWモデルはSapphire 488 LP(ローパワー)シリーズの従来仕様10-50 mWと同様、小型レーザヘッド設計 (サイズ(L)125
x (W)70 x (H)34 mm)であり、高いビーム質を維持したまま高出力化した。本製品は小型設計でありながら75 mWの高出力、低放熱量、長寿命、高安定性等を同時に実現するため、長年半導体非破壊検査やバイオメディカル応用に搭載されてきた空冷アルゴンレーザの理想的な置換え光源となっている。 主な仕様
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