2007年1月24日

Press Release

自動波長チューニング一体型フェムト秒レーザの新モデルをリリース
〜 波長チューニングレンジを拡張、出力を向上 〜

コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ：NASDAQ上場)は、2007年1月23日自動波長チューニング方式一体型フェムト秒レーザの新モデルChameleon^TMUltra IIをリリースした。

この新モデルの特長は、従来モデルの65%増にあたる出力3.3Wを実現すると共に、波長チューニングレンジを680〜1080 nmまで拡張した点にある。1080 nmまで長波長側にチューニングレンジを拡大することで、多光子励起レーザ顕微鏡応用において、今まで難しいとされていた、長波長の蛍光プローブを効率良く励起することが可能となり、深部生体組織のイメージングを実現した。

また従来モデルと同じ寸法、ソフトウェア、ビーム位置、信頼性を継承しつつ、新たに広帯域ミラー技術を取り入れ、光学系の最適化を図ることで、さらなる高出力と幅広いチューニングレンジを達成した。

主な仕様

• 波長チューニングレンジ： 680 〜 1080 nm
  
• 出力： 3.3W　@ peak
  

アプリケーション

• 多光子励起レーザ顕微鏡
  

特長

• ハンズフリー操作
  
• 高出力
  
• 広帯域(680〜1080 nm) 自動波長チューニング