2007年1月24日 Press Release フェムト秒 光パラメトリック増幅器の新モデルをリリース ![]() コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2007年1月23日フェムト秒光パラメトリック増幅器の新モデルOPerATMSoloをリリースした。 この新モデルは、紫外から近赤外までの領域を1台で簡易に波長変換できる光パラメトリック増幅器である。従来の光パラメトリック増幅器は、波長チューニング領域を拡張するために、非線形光学結晶やダイクロイックミラーのようなモジュラーオプションを外部に取り付ける必要があった。 OPerA Soloでは、励起光のビーム調整用光学オプティクスから最後のハーモニックオプティクスに至るまで、すべてヘッドに内蔵している。また、波長変換部分も、モーター化されたマウントで固定され、コンピュータ制御が可能である。この構造は、特にレーザをあまり使用したことのないユーザーに2つの利点がある。1つ目は、頑丈な一体型構造により、パルスエネルギーやパルス波長において、短・長期間の安定性をもたらすこと、そして2つ目はヘッドカバーを開けたり、手で微調整しなくても、簡単かつ素早く、様々な波長に変換できることである。 なおOPerA Soloは、コヒレント社のLegend, LibraのようなkHzチタンサファイア再生増幅器と共に使用でき、振動分光学、ポンププローブ分光法による分子ダイナミクス、大気センシング、光化学のような応用に最適である。
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