2007年11月12日 Press Release ピークパワー1kW、平均出力400WシールドCO2レーザをリリース ![]() コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2007年11月11日、ピークパワー1 kW、平均出力400Wを実現する小型RF励起スラブ型シールドCO2レーザDiamondTME-400をリリースした。 このレーザは、RF電源をレーザヘッド内に組み入れることで、RFケーブルを用いない一体型構造を実現した。これにより、レーザの信頼性が向上しただけでなく、ワークステーションやロボットへの搭載がし易くなった。また、メンテナンス性が向上したことにより、ダウンタイムの最小化が図れる。 従来の連続発振ベースのレーザと比較し、スラブ型設計独特のパルス特性により、Diamond E-400は、1 kW以上のピークパワーを実現するため、ピークパワーが有効な加工材料に特に適している。またパワーあたりの製品コストを下げたため、従来の数百Wクラスのレーザと比べ、このレーザの価格は低い。さらにDiamond E-400は、早いパルス立上り/立下り時間の基、100 kHzまでのパルス繰返周波数で動作可能である。 高ピークパワー、優れたビーム質(M2<1.2)、早いパルス立上り/立下り時間の組合せを実現するDiamond E-400は、金属切断、ドリリング、セラミックスクライビング等、幅広い微細加工応用向け理想光源である。このレーザは、紙、布、プラスチックやコンポジットを最小限の熱影響(HAZ)のもとに高速切断でき、タバコ(フィルタ用)の大量穴あけや鋳型やエアーバックの切断等、車のインテリア応用にも適している。 主な仕様
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