この広帯域は、分散を最小限に留め、長波長の蛍光プローブの励起に最適で、透過率の高い波長域＝サンプルの深部でのイメージングを多光子励起レーザ顕微鏡により可能にする。またChameleon OPOは、革新的なPP(Periodically Poled)結晶技術を採用し、キャビティ長によるフェーズマッチングを実現でき、一体型フェムト秒レーザChameleonシリーズとの組み合わせでターンキーによる簡易操作が可能である。

なお今年1月にリリースしたChameleon Ultra IIでは、680 -1080 nmまでしか高速自動チューニングできなかったが、 OPOとの組み合わせで、680 - 1580 nmもの広帯域を連続波長掃引できるようになった。

Chameleonシリーズは、CARSや3光子イメージングを含む多光子励起レーザ顕微鏡応用の可能性を最大限にするために開発されたレーザで、励起光源に長寿命グリーンレーザVerdiTMを採用し、高信頼性とハンズフリー操作も実現する。

アプリケーション

• 多光子励起レーザ顕微鏡

特長

• 広帯域(680 -1580 nm)連続波長掃引
• 高信頼性
• ハンズフリー操作

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