2009年1月28日 Press Release 1 kWダイレクトLDシステム ファイバー出力モデルをリリース ![]() コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2009年1月27日ファイバー出力タイプの産業用1 kWダイレクトLDシステムHighLightTM1000F (波長:975 nm、出力:1 kW)をリリースした。 HighLight 1000Fは、kWクラスのLDアレーをファイバーコア径 600μm (NA 0.22)に結合し、発振波長975 nmにおいて、ファイバー端出力1 kWを実現した、産業用高輝度ダイレクトダイオードシステムである。ファイバーカップリングにより、光学ヘッドまでの光伝搬を行うことで、装置における柔軟な可搬性を実現した。また独自のマイクロチャンネル冷却技術を採用し、高信頼性を実現、20,000時間以上に及ぶメンテナンスフリー連続動作を可能にした。さらにはダイオードアレーや循環冷却ユニット等はモジュール化されており、フィールドでの簡易交換が可能である。 HighLight 1000Fの主な応用は、溶接、クラッディング、金属部品などのハードニング等である。ファイバー出力モデルの利点は、カップリングモジュール部を加工ヘッドやロボットアーム等から離して設置できるため、装置設計を柔軟に行える点にある。なおダブルフォーカスヘッドやウェルディングヘッド、カッティングヘッドのような既存のアクセサリーは、コヒレント社のダイレクトLDシステムに適合するので、新システムへの置き換えがスムーズに行える。また多数のワークステーションを配置するような製造現場において、HightLight 1000Fは、ビーム切替に理想的なシステムである。 同等出力の従来レーザと比較し、HighLight 1000Fは、イニシャルコスト及びランニングコスト共に低く、高いコストパフォーマンスを実現する。特に約30%の光変換効率は、ランニングコストを大幅に低減し、コストに敏感な産業応用のニーズに応える。 主な仕様
アプリケーション
特長
お客様からのお問い合わせ先
プレス・報道関係者からのお問い合わせ先 |