2009年1月28日 Press Release 高安定性全固体IRレーザをリリース ![]() コヒレント社(米国カルフォルニア州サンタクララ:NASDAQ上場)は、2009年1月27日、発売以来(1997年)産業・理科学の両分野から高い評価を得ている高出力グリーンレーザVerdiTMのIR発振モデルVerdi IR 25(波長:1064 nm、出力:25W、連続発振)をリリースした。 Verdi IR 25は、10年以上の実績を誇るVerdiグリーンモデルと同じリング共振器構造を採用し、縦単一周波数、低ノイズ(<0.04% rms)、狭線幅(<2.5 MHz FWHM)、60 m以上に及ぶコヒレント長を特長としている。またピエゾ共振ミラーにより、出力される縦単一周波数を>3.2 GHzに変調でき、必要に応じて外部レファレンスキャビティへロックすることもできる。なおピエゾ制御幅は、DC〜20 kHzである。 さらに優れたビーム位置安定性(<2 μrad/℃)とビーム質(M2<1.1)により、ビーム調整等を簡易化でき、単一周波数設計により、モードホップフリーで、出力を15W〜25Wにスムーズに変換できる。また偏光は、リニア垂直、>100:1である。 Verdi IR 25の低ノイズ、モードホップフリーの安定動作は、長時間に渡る原子トラッピングを可能にする。また高出力のため、1台のVerdi IR 25で、いくつものトラップが同時に行える。この他にも、光ピンセット、光学素子/半導体材料開発、リモート光センシング等の応用にも有用である。加えて、低ノイズと高出力を兼ね備えたVerdi IR 25は、高調波発生や高分解能分子分光向け中赤外OPO励起等に理想的な光源である。 主な仕様
アプリケーション
特長
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