■技術A1
GEFはGibbs Energy Functionの略で、JANAF熱化学表では Free Energy Functionと呼ばれていたものと同じ関数です。
MALTでは、free energy (自由エネルギー)とは呼ばず、Gibbs energy(ギブズエネルギー) Helmholtz energy(ヘルムホルツエネルギー)と名称が変更された時点で、
Free Energy Functionと同じ定義の関数を Gibbs Energy Function(ギブズエネルギー関数)と呼ぶことにしました。
定義:
ここにT0は基準温度で通常、0Kか298.15Kが採用されますが、MALT for Windowsでは298.15Kが採用されています。
使い方:
の式で表せるように、高温(T)での反応に伴うギブズエネルギー変化を298.15Kの反応に伴うエンタルピー変化に変換する時に用います。このような処理のことを、298.15Kの標準エントロピー値がGEF の導出には必要となるので、第3法則処理と呼ばれています。蒸気圧測定から熱力学関数を導出するときなどに主に使います。
通常の熱力学計算では用いませんので、詳細な説明はマニュアルでは省いています。
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