[範囲の指定] ダイアローグ

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このフォームでは (1) 図が表示される座標の範囲を編集・修正することができます。 (2) 次以降の計算に対するオプションをここで選定することもできます。更に (3) 2次元図の表示ファクターおよび (4) 3次元図のスケールの修正についても述べます。

  1. 範囲の編集
    1. 範囲下限および範囲上限が表示される領域に対応します。上の行のデータ最大値とデータ最小値は現在利用可能な平衡点の中から適切な座標変数の範囲を検索した後表示されます.
    2. ステップ幅は図の座標のスケールに関係してきます。2次元化学ポテンシャル図では現在のステップ幅に対応するスケールがフレームとして現れます。3次元化学ポテンシャル図では、ステップ幅はメッシュフレームの距離として現れます。
    3. 表示ファクターは最初は、表示パネルに得られた図を表示できるように自動的に決定されます。最適なスケールを得るために変更可能です。

  2. ヒント (次以降の表示のためのオプション)
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    1. '現在の範囲上下限を保持する'をチェックすると、異なる図を同じスケールで比較することができます。
    2. '現在の表示ファクターを保持する'をチェックすると、異なる条件下でも同じようにスケールされた図を得ることができます。

  3. 2次元図の表示ファクター
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      表示される図の範囲は通常図の中の平衡点の分布状況から自動的に決められます。この結果、X-軸とY-軸は必ずしも同等ではなくなります。そのような場合、表示ファクターに対して異なる値を採用して図の幅と高さを適当なものにします。

      図を再構築するたびに、この表示ファクターは再計算されます。

      このダイアローグで、この値を編集することができます。 あるいは、下部のオプションフィールドにあるオプションのチェックをすることで同じ値を使うことができます。

  4. 3次元図のスケールの調整
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      [範囲の選択] ダイアローグ
        各軸の範囲上限と下限を再定義できます。更に表示ファクターも調整できます。
      [3次元図の回転]ダイアローグ
        変換行列値を選定することによって3次元図を操作することができます。