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作図例 : 2次元プールベ線図:二つの活量線図付き
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詳細
記述
Fe-O-H-e- 系の化学ポテンシャル図:
- 図
(1) pH-E/V プロットで表されるプールベ線図
(2)作図例(5a)の p(H2) = 1 atm の断面上で
構築したプロファイル(活量線)図
(3)作図例(5a)の p(O2) = 1 atm の断面上で
構築したプロファイル(活量線)図
-
記述
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詳細
- 既定値で設定された条件は
- a(H2O)=1;
- 水溶液化学種は log a=-5 ただし水由来の化学種は除く。
- 鉄を含む水溶液化学種および凝縮相が対象。
- 凝縮相はベタ塗りの色づき多角形で、水溶液は bsDiagCrossで配色。
図 5a (1) は、水溶液化学種あるいは凝縮相間の境界線を示している。
<ノート> 通常のプールベ線図では、対象とする元素の水溶液中の対数濃度をプロットする。しかしながら、ここでは計算には熱力学的活量の対数を用いている。従って、この二つの値の間でわずかな違いが生じることがある。
例えば、 Fe2(OH)2+4(a) を考えてみる。 Fe2(OH)2+4(a) が a = 10-5 で存在しているとする。溶液中の鉄の全量を計算するときには、この Fe2(OH)2+4(a) は2倍して数える必要がある。つまりFeは Fe2(OH)2+4(a) 中に2モル含まれているので。すなわち、濃度はc(Fe)=2*10-5 となる。
- 断面データ
- 断面データは赤の破線で次の条件について示されている。
p(H2)= 1 atm ;
p(O2)= 1 atm ;
p(H2)= 1 atm については、この線が次の点
を通っていることが確認してください。これは、 H+の熱力学データの定義と整合しています。
図 5a(1) はこの線が、次の化学種/化合物多角形を通過していることを示しています。
20 Fe+2(a)
36 Fe3O4(c)
27 HFeO2-(a).
5a(2) のプロファイル図(活量線図)では、図の上部にこれらの化学種/相が示されています。計算された水溶液化学種の対数活量値は、これらの相の境界です勾配を変えていることが分かります。
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記述
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[化学系] MALT |
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化合物の取得
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<Fe,O,H> 系を選択し、水溶液化学種(AI)にチュエックを入れてください。
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”log p(H2) at 0”を選んでください。
プロファイル図にチェックを入れると、次の様なダイアログが表れます。
OKを押せば、プロファイル図が別の図描画パネルに描画されます。
- ”log pO2 at 0”の選択
次のプロファイル図が形成されます。