グラフ表示とその印刷

任意の入力条件(Case番号、温度、圧力/体積、各化合物の入力モル数)および出力結果(ResultsおよびActivitiesシートの 結果)をGraphメニューで描きかつ印刷することができます。描く化合物を選択する方法は クイックスタートをご覧下さい。

Fig.6  : Graph

****** 重要 ******

  1. 横軸のキャプションとしてはコンボボックスにあるどの項目を選択することもできますが実際の横軸は常にCasesです。 キャプションはただ単に項目名とその項目の最初と最後のCaseにおける値が表示されているだけです。従ってユーザー がその選択の合理性(値が等間隔であること)について意識する必要があります。
  2. 各Caseにおける値の間を結んでいる直線は単に見易さのために各点をつないでいるだけで実際にその中間点における 計算がなされている訳ではありません。従って中間の点は実際の状態を反映してはいませんから、特にその区間において 化合物が存在/消滅しているような場合、段々に存在/消滅している訳ではありません。
  3. プログラムはフォームまたは紙の大きさに応じてグラフ全体のサイズを調節していることと、X軸とA軸は原点 のとり方もスケールも違っているためResults 対 Activitiesの各曲線の見掛けのアスペクトはフォームのサイズ が変わったり印刷された場合は変化する可能性があります。

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グラフにおいて左側の縦軸は直線目盛でCasesとResultsシートの値を読むことができます。右側の縦軸は対数目盛でActivities シートにあるActivityの値を読むためのものです。グラフフォーム右下のカーソルチェックボックスをチェックすると どちらの値もカーソルラインをマウスで動かすことにより直読できるようになります。
各目盛を調節するためにXscaleとAscaleという二つのコンボボックスがあります。Xscaleでは高さ方向に何ピクセルが1モル を表すかを指定します。同様にAscaleでは1(logA)が何ピクセルかを指定します。 このグラフはメタファイルとして描かれ、*.wmfとして保存され、また印刷されます。

'Appearance'ボタンによりAppearance form (Fig 7)が表示され、グラフ表示の細部をカスタマイズすることができます。

Fig.7  : Appearance form

Title このエディットボックスに入力された内容がグラフ中央にプロジェクト名に続いて表示されます。
Line Width for Axis これらの5つのパラメーターは画面とプリンターに対し別々に設定します。 プリンターは画面よりはるかに画素数が多いのでこのように別々に設定する必要があります。
Line Width for Data
Point Size
Font Size
(approximate font height in dots )
Tick Length
Scale Factor for Save File ウインドウズメタファイルは元来スケーラブルなものですが境界矩形としての高さ/幅のプロパティを持っています。 このファクターはその大きさを調節するものです。たとえば'2'を選ぶとメタファイルの高さプロパティは画面上のイメージ の高さ(ドット数)の2倍になります。