化合物データファイルの保存
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現在の化合物システムの検索・編集・データ変換状態を化合物データファイルとして指定したファイルに保存します。
内容および化合物ファイルとの比較
このファイルには化合物ファイルと同じ情報が格納されていますが、 MALT for Windows からは読むことができません。このファイルは、MALT関連ソフトからMALTを介さずに、直接データを読み込みたい時に用います。同じ情報は化合物ファイルにも格納されていますので、MALT for Windows で保存したデータを読みたい時には化合物ファイルを用いれば良いことになります。
メリット
この機能を設けたのは、MALTで検索した熱力学データを他のソフトで活用してもらうためです。そのために、サンプルプログラムを用意し、その利用を手助けする機能も付与してあります。
利用法
MALT自身が提供するソフトとして、化学平衡計算ソフト、gem、と化学ポテンシャル図構築ソフト、CHD、があります。どちらもMALTから熱力学関数を受け取る手段として、
- MALT ダイレクトにより、現在起動しているMALT上に検索・編集されている化合物システムに関連する熱力学データの提供を受ける。
- 化合物データファイルを読み込むことによって、同等の情報を保存したファイルから受ける。
の2方法があります。化合物データファイルの利用を想定したのは、gemでもCHDでも、計算に用いた熱力学データを計算条件とともに保存しておきたいという要望があるためです。両者を合わせて、プロジェクトとして保存しておくと、用いたデータとともに指定した計算条件も再現されるため、以前計算した結果も再現することができるようになりました。
メインメニュ ファイル
MALTのコマンド
MALTのダイアローグ
MALTのファイル