業界で最も広い SWIR スペクトル範囲で、最新の 5μm ディテクター用に設計されており
26km を超える検出範囲
Andover、MA、2023 年 5 月 2 日 - 高度なプロセスを可能にし、生産性を向上させるテクノロジーの
グローバル プロバイダーである MKS Instruments, Inc. (NASDAQ: MKSI) は、Ophir® SWIR
&NIR 25-250mm F5.5(NFOV)f/4.0(WFOV) 連続ズーム レンズを SPIE Defense and
Commercial Sensing 2023 で発表しました。
本製品は、新しく導入された 5μm および 10μm SXGA と 15μm VGA SWIR ディテクター用の業界
初のコンパクトで頑丈な低 SWaP (サイズ、重量、消費電力の削減) レンズです。 本製品については、
株式会社オフィールジャパンが、日本国内にて販売いたします。
革新的なオプトメカニカル設計により、重量はわずか 860g、長さは 224mm で、同様の SWIR レンズ
よりも約 60% 軽量なレンズを実現しながら、検出範囲が 26km を超える高品質の画像を実現します。
さらに、レンズには過酷な環境に耐えることができる独自のコーティングが施されています。 これにより、
Ophir SWIR & NIR 25-250mm レンズは、産業用、国土安全保障、および防衛市場における高度
なドローン、沿岸捜索および救助、戦術 UAV IR カメラ、およびマイクロ/ミニ戦術ペイロードアプリケーショ
ンの厳しい要件に最適です。
「Ophir の SWIR ズーム レンズは、業界で新たに導入された小型ピクセルサイズのディテクターへの新しい
市場シフトに対応します」と、Ophir Optics Group のゼネラル マネージャーである Dr. Kobi Lasri は
述べています。 「新しい SWIR レンズは、視界が悪く過酷な環境条件でのレーザースポット検出により、長
距離の日中観測における新しいアプリケーションと大きな進歩を実現します。」
Ophir SWIR & NIR 25-250mm レンズは色補正されており、700nm から 1700nm までの幅広い
短波長 IR 範囲をサポートし、NIR バンドと SWIR バンドの両方をカバー、1100nm から 1700nm ま
での狭波長用のオプション構成により、歪みを最小限に抑えて動作します。 レンズは 10 倍のズーム比、
25〜250mm の EFL 範囲を提供し、 F/5.5 は、SXGA フォーマットを含む 5μm と 10μm の両方の
ピクセル ピッチディテクターをサポートします。 低 SWaP アサーマル設計は ズーム範囲と広い温度範囲の
両方で高い MTF 性能を発揮します。