マサチューセッツ州アンドーバー ー 2024 年 12 月 16 日ー 世界的な技術プロバイダーであるMKS Instruments、Inc.(NASDAQ:MKSI)は、
最大 150kW の非常に高い出力を高精度かつ信頼性のある性能で測定する Ophir ® 150K-W 超高出力レーザーセンサーを発表しました。
本製品は、株式会社オフィールジャパンが、日本国内にて販売いたします。
この水冷式カロリメトリックセンサーは、900-1100nm のスペクトル範囲で 10kW から 150kW の出力
を測定します。<0.5%という非常に低い後方反射率により、操作の安全性が確保されます。ビームダンプ
と測定ユニットを組み込んだ 150K-W センサーは、高出力ファイバーレーザーの開発およびテスト、指向性
エネルギーシステム、産業生産における切断や穴あけなど、ますます高まる高出力のニーズに対応するため
に設計されています。
「指向性エネルギーや産業用途、特に切断などは高出力レーザーの需要を牽引していますが、これまでのと
ころ 120kW を超える出力に対応する信頼性のあるソリューションはありませんでした」と、Ophir
Photonics Products のジェネラルマネージャーである Reuven Silverman は述べています。「Ophir
150K-W 超高出力レーザーセンサーは、高出力測定の新しい次元を開きます。高出力レーザーメーカー
や指向性エネルギー兵器開発者の R&D および生産チームに、正確で信頼性のある結果を提供します。
サードパーティーシステムに統合する場合でも、ユーザーフレンドリーな Ophir ソフトウェアと共に使用する場
合でも、このセンサーは高出力レーザー測定の強力なツールであり、信頼性と運用効率を提供します。」
Ophir 150K-W 超高出力センサーは、高出力レーザーの吸収および放熱処理するビームダンプと、
出力レベルを測定するユニットの 2 つのコンポーネントで構成されています。
測定ユニットは、RS232 インターフェースと「スマートコネクター」インターフェースを備えており、
Centauri、StarBright、StarLite などのOphir スマートディスプレイ、Juno および Juno+コンパクト USB PC インターフェース、Juno-RS、
Pulsar、Quasar バーチャルパワーおよびエネルギーメーター、EA-1 イーサネットアダプターとの接続が可能です。
150K-W 超高出力センサーはフレキシブルな設計となっており、冷却オプションとして水道水または脱イオ
ン水(DI 水)の使用が可能です。センサーは 200mm の開口部を備えており、軽量なユニットで、寸法
は 520 x 545 x 750mm、重量は水を含まず 60kg 未満です。