産業および防衛用途向け、費用対効果の高い高精度・超高出力レーザーセンサー
マサチューセッツ州アンドーバー ー 2025 年 1 月 28 日ー 世界を変革する技術を提供するグローバルプロバイダーである MKS Instruments、
Inc.(NASDAQ:MKSI)は、最大 70kW の非常に高い出力を高精度かつ信頼性の高い性能で測定する Ophir® 70K-W 超高出力レーザーセンサーを発表しました。
本製品は、株式会社オフィールジャパンが、日本国内にて販売いたします。
この水冷式カロリメトリックセンサーは、0.8〜10.6μm のスペクトル範囲で 2kW から 70kW の出力を測定します。
軽量設計および Ethernet や RS232 を含む複数のインターフェースによる通信、アナログ出
力、リアルタイムレーザーパワーモニタリング出力により、高出力ファイバーレーザーの開発およびテスト、
産業生産における切断、指向性エネルギーシステムなど、さまざまな産業および防衛用途に対応するために設計されています。
内蔵インターロック出力と、高出力環境で重要な <0.5% という非常に低い反射率により、安全性が向上しております。
「高出力レーザーの需要は、私たちを革新の最前線へと駆り立てています」と、Ophir Photonics Products のジェネラルマネージャーである Reuven Silverman 氏は述べています。「Ophir 70K-W
超高出力レーザーセンサーは、2kW から 70 kW の超高出力を正確かつ信頼性の高い測定を提供しながら、費用対効果の高い選択肢を提供する、適応性があり信頼性の高い効率的なセンサーです。」
Ophir 70K-W 超高出力センサーは、軽量設計で水を含まずに約 40 kg の重量となっております。このセンサーは、大口径の 130 mm 有効口径を持ち、
コリメートビームからNA0.22 までの広い範囲に対応しています。また、各種ファイバーアダプタに対応しており、
特定の用途に合わせた使用が可能です。内蔵フォトダイオードによりリアルタイムでレーザー出力をモニタリングでき、サードパーティ製デバイスに直接接続して即時の制御やフィードバックが行えます。
70K-W 超高出力センサーは柔軟性を重視して設計されており、冷却には水道水や脱イオン水(DI 水)の使用が可能です。
また、垂直ビームおよび水平ビームにも対応しています。測定ユニットはEthernet および RS232 インターフェースを備えており、アプリケーションのセットアップへのシームレスな対応が可能です。
センサーは、ローカル電源供給または Ethernet 通信ポートを使用した Power Over Ethernet(POE)による電力供給が可能です。