化合物ファイル (*.mcf)

  1. 概要 
  2. 使い方 保存、読み込み
    1. MALTオプションフォームースクリーン制御「前回終了時の化合物表の表示」にチェックしておけば、セッションの終了時に現在の化合物システムの検索・編集・変換の結果を、特定のファイルに保存し、次回開始時にそのファイルを呼び出して、前回終了時の化合物表を再現します。
    2. 更に、ユーザは現在の化合物システムの編集・変換状態を化合物ファイルとして保存することができます。このファイルはバイナリー形式ですので、ユーザは中を見る必要はありません。この化合物ファイルを呼び出すと、保存したときの化合物システムの状態が再現できます。
    3. ユーザーが頻繁にユーザーデータベース中の化合物データを変更することがありえるため、化合物ファイル中のユーザーデータは注意深く取り扱う必要がある。化合物ファイルに保持している情報が現在利用できるユーザーデータベースに格納されている情報と整合しないこともありえる。MALTでは整合性を保持するために次のような手順をとる。
      • 化合物ファイルに保存されているユーザーデータベース名と保存年月日をチェックし、変更が認められない場合には、次に進む。
      • ユーザーデータベースのファイルが存在するが、保存年月日が更新されていて、変更が示唆された場合には、続行するかいなかの問いが発せられる。
      • ユーザーデータベースのファイルが存在しない場合、新たなファイルを探すか、問われる。
        • いいえ 回答: 化合物ファイルを読み込む手続きは中断され、元の状態が復元される。
        • はい 回答: 指定されたユーザーデータベースから、化合物ファイルに掲載されている化合物名を用いて、新たに検索し、一致する化合物を探す。
          • 一対一の対応がとれた場合には、作業を継続する。
          • 複数候補が見いだされた場合あるいは、候補が見いだされない場合には、 ユーザーデータの確認フォーム が現れ、 ユーザーにこの不一致を是正するように促される。

  3. 使い方 アプリケーションからの利用
  4. 応用

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