既定方法による指定

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混合相の指定はつぎのような既定方法で決められます。

  1. 化合物系に気相が複数ある場合には、全ての気相化学種を含んだ気相混合相を作成します。

  2. 水溶液化学種と水が同時に含まれている場合には、水溶液を生成し、水を溶媒に水溶液化学種を溶質として取り扱います。但し、この溶液は理想無限希釈溶液として扱われます。

  3. 凝縮相がある場合には、全ての凝縮化合物が単一凝縮相の中に含まれる。

この既定値による化合物系の指定は容易に再現することができるので、化合物系の構成内容が変わり、混合相の指定状態が破棄される場合でも、メッセージは出されません。

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