作図例: 非化学ポテンシャル変数(1a)

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Ｃｒ系の化学ポテンシャル図

1. ３次元多面体図 μ(Cr)-1/T-ln (P/atm) プロット

2. 作図例の記述 : 非化学ポテンシャル変数 (1a)
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   • この化学ポテンシャル図では、二つの安定相、すなわち、Cr 金属（凝縮相) と Cr 蒸気があります。
     
   • Cr蒸気の安定域はCr金属の安定域の下方に位置します。二つの安定域の境界線はCr金属上のCr平衡蒸気圧を示しています。この関係は次の様に化学式として書き下すことができます。
     
     Cr(c)=Cr(g)
     log p(Cr(g))= - (1 / 2.303 RT){Δ_fG(Cr,g)-Δ_fG(Cr,g)}
     
   • この意味で、この図は一般化された平衡蒸気圧のアレニウスプロットと見なすことができます。
     
   • 一般化はクロムの化学ポテンシャル値がそれぞれの平衡点で与えられている点にあります。
     
   
   
3. 詳細手続き ：非化学ポテンシャル変数(1a）の図作成手順
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   1. [化学系] MALT

      化合物の検索

   <Cr>　系　を選択

   2. プロジェクト > 化学系

   [系の指定] ダイアローグ
   
   [化合物選定] 頁
   
   一括指定方法
   
   x 全ての凝縮相
   x 個々の気相化学種
   o 気相混合物
   o 水溶液化学種
   注意：x 　チェックあり;　o 　チェックなし。

   3. プロジェクト > 図の選択

   [作図条件の設定] ダイアローグ
   
   (1) 次元数の指定 頁
   
   温度
   
   o 固定
   x 固定せず
   
   圧力
   
   o 固定 x 固定せず

   4. 実行 > 計算の実行

   5. 図 > 範囲

   [範囲の指定]ダイアログ
   
   X ステップ幅 0.1 => 0.25
   Y ステップ幅 1 => 50
   

   6. 図 > 回転

   [３次元図の回転]ダイアログ
   
   Z軸
   
   水平 -50 => -10
   垂直 -20 => 10
   
   結果として、次の行列値が得られる。
   
   1.0 0.0 -0.1
   0.0 1.0 -0.1
   

   7. 図 > 表示モード > 位置