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作図例: 化学ポテンシャルの固定(3a)酸素ポテンシャルの固定
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詳細
記述
図の例: 化学ポテンシャルの固定(3a)
酸素ポテンシャルの固定
図の例 詳細 記述
1273 KにおけるLa - Mn - Zr - O 系の化学ポテンシャル図
- 図:3次元多面体図 μ(La)-μ(Mn)-μ(Zr) プロット
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記述:酸素ポテンシャル固定の図(3a)について
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詳細
- 温度一定条件下でのLa-Mn-O-Zr 4元系です。
- 酸素分圧を1気圧に固定することによって、通常の3次元図が構築できます。
酸素ポテンシャルを固定したので、 μ(La)/RT, μ(Mn)/RT,
μ(Zr)/RT, を図の座標に選びます。
- ZrO2 面の中では、 ZrO2 の熱力学的活量は常に1で,
化学ポテンシャルは一定です。酸素ポテンシャルを固定してあるので、Zrの化学ポテンシャル,
μ(Zr)/RT, も一定となります。このように ZrO2面は
μ(Zr)/RT軸に対して垂直になります。
同様に、各面の勾配は酸素以外の元素の化学量論数で決められます。
- 複合酸化物, La2Zr2O7 と LaMnO3 は
それぞれの構成酸化物の間に現れます。
- ZrO2 と LaMnO3 の反応性は次のようにチェックできます。
- この反応は次のように書き下せます。
ZrO2 + LaMnO3 =
0.5 La2Zr2O7 +
1/3 Mn3O4 + 1/12 O2(g)
- ZrO2 の安定域が直接 LaMnO3 の安定域に接しています。
他方で反応生成物の La2Zr2O7 と
Mn3O4 は互いに隔てられています。このことは、
上の反応のギブズエネルギー変化は正であることを意味しています。
- 詳細:化学ポテンシャルの固定作図例(3a)の手続き
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