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作図例 : 化学ポテンシャルの固定(3b) ZrO2 の活量固定
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1273 Kにおける La-Mn-Zr-O 系の化学ポテンシャル図
- 図 : 3次元多面体図 μ(La)-μ(Mn)-μ(Zr) プロット
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- 記述:作図例: 化学ポテンシャルの固定(3b)について
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- La-Mn-O系の化学ポテンシャル図を与えた例 (2b) と比較します。
- La2O3 の安定域がf La2Zr2O7の安定域に変更されています。これは次の反応対応しています。
- この系では ZrO2 の活量は1なので、 La2O3 の活量は
La2Zr2O7 安定域内できまる値に固定されます。
この La2O3 活量が例(2b)と比較して変更していることが、
La2O3 相の位置から La2Zr2O7相の
位置へとシフトさせています。その結果、 MnO, LaMnO3 および
La2Zr2O7 の3相共存点がよりLa 活量値が低い点へと
シフトしています。 この点は以下のように書き下すことができます。
LaMnO3 + ZrO2 = 0.5 La2Zr2O7 + MnO + 1/4 O2(g)
- この反応に関与する5つの化学種の内、3つが安定相として表示され、ひとつは
化学ポテンシャルを固定した化学種として与えられ、残りのひとつは図の軸に用いられている
化学種となります。
- MnO2, LaMnO3 および La2Zr2O7
の3相共存は次の化学反応を示します。
LaMnO3 + ZrO2 + 1/4 O2(g) = 0.5 La2Zr2O7 + MnO2
- 詳細:作図例を再現するための手続き
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