旧MALT化合物ファイル(mcf)に対するサポート

旧MALTシステムで作成した旧MALT化合物ファイル(mcf)に対するサポート

  1. MALT化合物ファイルからの情報の読み込み
    1. 背景
      • 他で述べたように、MALT化合物ファイルは,MALTを適切に使いこなす上で重要である。
      • 特定の化合物系を指定して、一連の熱力学計算を行う時に特に、最適な環境を容易に提供する。
      • 但し、MALT化合物ファイには熱力学情報そのものは格納されていない。その代わり、MALTデータベースに格納されている化合物の登録番号が格納される。データベースの更新に際して、MALTのメインのデータベースが再構築され、各化合物に従来とは異なる登録番号が与えられた結果、そのままでは古い化合物ファイルは使えない。
    2. 比較
    3. 登録データの変換
      • 新たなMALTシステムが、古いMALTシステムの中で保存したMALT化合物ファイルを、読み込む操作をするとき、MALTシステムが、当該MALT化合物ファイルが古いMALTシステムのためのファイルであることが認識出来れば、自動的に登録情報を更新されたものに変換する。
    4. 熱力学データの更新
      • 古いMALTシステムに格納されていた多くの化合物は、更新されずにそのまま同じ情報が格納されている。但し、いくつかの化合物では、熱力学データの変更、化学式の記述の変更などが行われた。これらの化合物は更新化合物リストに記載されてる。
      • これらの化合物では自動変換に際し、新しい熱力学データあるいは新しい化学式として置換される。

  2. 新旧バージョン間での熱力学データの差を如何に比較するか
  3. 更新されたメインのデータベースの新しい値ではなく古いデータを使うには?
  4. 旧MALT化合物ファイル中の削除化合物に関して

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